47歳未経験ペットサロン就職 汗と涙の1ヶ月 ②退職編

①からの続きです。

身も心もボロボロでしたが、週に4日、7時間/日の労働になり

土日は9;30〜17;00

平日は10;30〜17;00 3000円/日 の労働条件になりました。

労働時間を減らして、身体的に余裕ができれば、頑張れる!と思っていましたが

いくら売上に貢献できない人にお金は出せないとはいえ、ただトリミングの練習をしているのではなく、色々と働いていると、心がどんどんと荒みます。働く=賃金ですから。働くひとのために労働基準法もあります。心が荒みながら、なんとか日々を乗り越えていました。

しかも最初に正社員で入って色々仕事を教わってますから、バイトになったからといって

やることは変わりません。もちろん周りのスタッフもそうです。その職場が、カットできない人は

お金を貰えなくてもそれが普通という感覚ですから、どこまでも平行線です。

しかしながら、とうとう身体が反応してしまいました。

バイトになって2週間目の帰り道、悪寒戦慄。

家に帰ったら38・8℃の高熱と腹部の違和感が。

(高熱が出た!横腹が痛い!病院でみてもらえない!をご参照ください。)

もう無理・・・。それ以外の言葉はない・・・。

身体は完全に壊れた。心が壊れる前に退散しかない。

給料の振込先も聞かれないまま辞めました。LINEに振込先は一応入れておきました。

分かってはいましたが、後日給料日に給料の振り込みはありません。

雇用証明書もタイムカードもなく、指紋認証は最後の3日間だけ行いました。

働いていた証明はない・・ですね。労働基準法なんて関係ないっていう世界があることを知りました。世間知らずですね、守られた社会の中で生きてきたらこんなもんです。

飲食業をやっていた知人は一昔前の飲食業の世界だと言っていました。

教育体制の整っていない技術職はこのような感じで、常に人で不足で低賃金がマストになっていますね。保育士や美容師も同じと言えるでしょう。飲食や建設業界、株式会社と謳っていても個人経営のところでは珍しくもなのでしょう。

逆に雇う側からしたら、仕事もできないのにどうして給料払わないといけないいんだ、くらいに思っているでしょうね。

恵まれた国といえども、まだまだ闇が深い世の中、知らなかったと泣き寝入りするなら、たくさんの情報を仕入れ、学び防衛していかなければ自分の身は守れません。

高くついた社会勉強でしたが、怪しい職場は最初から、大丈夫かな?という本能が働くことも身を持って経験しました。そういう時は、確認確認。保険加入初日から加入しているかとか雇用証明書がないようなところは書類のコピーを求めたり、タイムカード的なものがない時は、職場の時計と一緒に写メをとる。などです。

自分の身は自分で守りましょうね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました